室井尚x吉岡洋 連続講座 記録
哲学とアートのための12の対話
—「現代」を問う

第6回 
人類が暴走し始めている?

第6回 人類が暴走し始めている?

日時:2023年9月16日(土曜日) 午後2時〜4時
会場:京都芸術センター「大広間」
参加者:58名

「暴走」とは、単一方向の動きが増幅されて制御が効かなくなる状態のことです。バッタの大量発生も一種の「暴走」ですが、地上がすべてバッタになる前に自然に終息します。それは誰かがコントロールしているからではなく、自然とは多方向の動きが同時進行する複雑なシステムだからです。文明は自然よりも単純なので「暴走」も起こりやすいようにように見えます。私たちはそれをコントロールしようとしますが、文明も自然と同じく「暴走」回避の可能性はその複雑さにあります。逆に言えば、文明がその複雑さを失うことは「暴走」の危険を招くということです。 (吉岡)


第6回対話 エッセンス
第6回対話 記録映像(ダイジェスト版 10月12日更新)

京都芸術センター「大広間」(6:27)

第6回対話 記録(pdf、11月6日更新)
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講座資料

フィードバック公開動画(吉岡洋)

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第6回対話用ちらし